スチール棚は、引越し業者にとっては非常に扱いやすい家具のうちの一つです。壊れにくく軽量で運びやすいですし、大抵の場合は綺麗な四角形をしていて丈夫なので、トラックの荷台に積み込む際も扱いやすいです。
カラーボックスのページでもお話しましたが、引越し業者によって、こういった家具の梱包をどうするかは分かれる所です。丁寧さをアピールしたい業者は必ず梱包します。運送業者が兼業で引越しをやっているような場合は、恐らく梱包しないほうが多いのではないでしょうか?
なんとなくは、丁寧にスチールラックを梱包する引越し業者のほうが良いように思います。その方が、スチールラックも傷が付かないですし、万が一、壁などに接触した場合も、クロスが破れたりする心配がありません。
ただ、凄く丁寧な梱包を行う引越し業者が、事務所移転などで大量のスチールラックが有った場合、その取り扱いに矛盾が生じます(笑)。それらを本当に丁寧に梱包していたら時間がいくら有っても間に合いません。何事も臨機応変さが必要です。
あと、各パーツをネジで固定してあるタイプのスチールラックが多い中で、たまに特殊な組み合わせ方をしているタイプのものがあります。縦方向の丸いスチールパイプ状のパーツと、天板や棚板の部分を組み合わせて形が変えられるようなものです。
これは棚板パーツを上からパイプパーツにはめ込んで組み立てているので、運搬時に棚板の部分を持つと、外れて分解してしまいます。あまり扱いになれていない作業員もいるので注意が必要ですね。
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